苦手な理由 前編

実家が苦手だ。

親には死んでも言えない。

実家の和室が嫌いだ。

あれから相当の月日が経ったのに。
速勃100
回春堂海狗王

その人は職場の先輩。
チビでハゲてて小太りの
40歳の脂ぎった男だった。

宴会でしたたかに酔いつぶれた上司らを
タクシーに押し込んで
気付いたら
そいつだけだった。

少し休んでいこうか。

と言われて

当時の私は
ラーメン屋にでも連れていってくれるのかと
のんきについていって

ホテルに押し込まれた。

恐怖で凍りついて動けない私を
エレベーターから個室に押し込むと
服を剥ぎ取られて身体中を舐められた。

何が起きているかわからない。

臭い勃起したモノを
頬に押し当てられ
舐めるように強要され

次には
自分の股間にむしゃぶりつかれた。


当時の自分は
既にバイブを使ってオナっていたので

するするとそいつのモノを受け入れた。

バイブよりずっと細くて小さかった。


タクシー代より多目のお金を握らされて
ひとりになった私が帰宅したのは深夜3時過ぎ。

風呂に入りたかったけど
家族を起こすことも出来なくて
気持ちの悪い身体にまとった服も脱げないまま
静かに自分の部屋で固まっていた。

すべての出来事を反芻すると
涙があふれて止まらなかった。

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• 2017/09/21 Thu.