一見して偽物とは分からないほど精巧に作られている。正規カードと違いICチップが入っていないが、警察の捜査や空港の検査でないと見破れない。
岐阜県警は5月から3カ月間で偽造カードを所持や行使した6人を逮捕。昨年は1年間で1人だった。県警は「氷山の一角に過ぎない」(捜査関係者)とみている。
捜査関係者などによると、偽造カードの密売人は中国人が多く、製造工場の大半が中国にあることを突き止めた。偽造カードと偽造旅券(パスポート)を合わせて販売しており、相場はセットで5万円。インターネットを通じ注文すると、間もなく郵便で届く仕組みだった。
同県警が逮捕した6人の国籍は、中国人4人、インドネシア人2人。逮捕されたインドネシア人の一人は「中国人に頼んだ」と供述した。以前は中国人の間で闇取引されていたが、他国の外国人にも広がった可能性があるとみて捜査している。
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