やがて温泉饅頭の押し売り?で有名な饅頭店へ差し掛かる。ここは道行く温泉客に、道路の真ん中まで出っ張って、出来立てのまんじゅうと茶をサービスする事で有名な饅頭屋であり、我々はここでデザートのまんじゅうと無料の茶を手に入れようという魂胆なのである。
案の定饅頭屋に目をつけられた我々は、饅頭屋のおじちゃんに半ば無理矢理まんじゅうを持たされ、おばちゃんからは茶を渡された。饅頭はともかく、茶を渡されたら湯飲みを返さなくてはならないから、どうしても店の中へ入らざろう得ないのだ。これは饅頭屋の作戦である。
我々はそんな事は百も承知なので、促されるまま店内へ。できたてあつあつの饅頭をはふはふしながら食したのであった。しかしながら、この店でまんじゅうを買う気はさらさら無いので、饅頭を頂いた後はごちそうさまと店をでる。我輩が目指したのは50メートルほど先にある別の饅頭屋である。
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